“バカサバイバー”青木が提案 天心VS武尊は「シュートボクシングルールで」

青木は持論を展開した

“バカサバイバー”青木真也(37)が恒例の毒ガス噴射だ。29日にシンガポールで行われる格闘技イベント「ONEチャンピオンシップ」でのエドゥアルド・フォラヤン(36=フィリピン)戦に向けて取材に応じたが、案の定、話題は脱線。実現が不透明な2試合について語ったのだが…。

当初、対戦予定だったセージ・ノースカット(25=米国)は新型コロナウイルス感染の影響が長引き欠場。フォラヤンとは3度目の対戦となる青木は「最近、欠場するやつが多くて困っちゃうよ。秋山成勲もケガで欠場だし。だが俺はケガをしない。力(力道山三世)にパワーをもらったから。フォラヤンとは“アジアの名勝負数え歌”みたいになっていけばいい。何回でもやってやる」と豪語した。

直後に「そんなことより、対戦が熱望される2つの試合について語りたい」と早くも話題を転換。まずは今夏前の実現が有力視されるK―1のエース・武尊(29)と“キック界の神童”那須川天心(22)の頂上決戦について「どちらの陣営が有利なルールにできるか注目したい。ラウンド(R)数が多ければ那須川有利。体重は重いほど武尊有利」と分析した。

また「もめるならシュートボクシングルールでやればいい。(2015年大みそかの)曙対ボブ・サップを裁いたシーザー(武志)さんが裁けば誰も文句を言わない。完全に第三者だし、互いに初めてのルールだから公平。無制限延長Rで完全決着だろ」と提言した。

続けて言及したのは“元暴走王”小川直也氏(53)と全日本プロレスの3冠ヘビー級王者・諏訪魔(44)だ。先日は諏訪魔が「果たし状」を手に小川道場に押し掛けるも、小川氏が不在というトホホな事件があった。

2016年2月に小川氏のプロレスラストマッチで相手を務めた青木は「引退試合の相手として目が離せないよ。目の肥えた人向けのカードだよね。なんていうか、すごいものが見られそう。久々にIGF感があってドキドキする」と力説。諏訪魔に「絶対に実現させてほしい。お願いします」と期待を寄せた。

最後はアイドルグループ・SKE48を卒業した松井珠理奈(24)に「世田谷の“青木再生工場”に来てほしい。ぜひMMAデビューを」と呼び掛けると「パワー!」と叫び自転車で走り去った。

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