【米女子ゴルフ】笹生優花 首位から4打差3位に後退も「ショットは悪くない」

笹生優花

【ハワイ州カポレイ16日(日本時間17日)初】ゴルフの米女子ツアー「ロッテ選手権」3日目(カポレイGC=パー72)、単独首位から出た笹生優花(19=ICTSI)は5バーディー、4ボギーの71で回り、通算17アンダーの3位と順位を落とした。

出だしの1番パー5をボギーとし、2番パー4で取り返すも、この日は安定感がなく、前半は37とし、後半は2バーディーで34のラウンドだった。首位に立ったのは笹生と同組のリディア・コ(23=ニュージーランド)で7バーディー、ボギーなしの65で通算21アンダーとした。

笹生は「ショットは悪くなく、落ち込むようなショットは打っていない。後半は落ち着けたかと思います。すごく良いというわけではないので、まあまあです。明日も楽しんでやりたい」と話し、コとのラウンドについては「優しくて勉強になった。テンポが良くてパターが上手でした」とコメントとした。

日本勢では渋野日向子(22=サントリー)が猛チャージを見せた。1番パー5からの3連続バーディーを含めて6バーディー、ボギーなしの66のラウンドで通算11アンダーの23位と伸ばした。

渋野は「最初の3連続バーディーでどうなるんだろうって思っていたので、ボギーがなくて良かった」と語り「ショートアイアンに関しては風もなかったし、ピンを狙っていけたので、バーディーチャンスに付けることも多かった」と笑顔で振り返った。

畑岡奈紗(22=アビームコンサルティング)は3バーディー、2ボギーの71で通算5アンダーの65位。「やっぱりバーディーを決めるパッティングのところでイメージがわかないと、伸ばしきれないと感じました。ショットは安定? 距離は短いので、ピッチングで1ピン以内につけて、あとは(パットを)決めるだけだと思います」とコメントした。

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