ファウルと勘違い? 巨人・戸郷が打席で〝フリーズ〟 犠打後に走らず併殺に

自身の打球をファウルと勘違いした巨人・戸郷は〝棒立ち〟に

17日のDeNA戦(横浜)に先発した巨人・戸郷翔征投手(21)がまさかの〝フリーズ〟だ。

1―1同点の2回の攻撃で一死一、二塁の場面で第1打席を迎えた戸郷。バントの構えから3球目の内角直球をバットに当て、打球は高くバウンドした。ここで戸郷はファウルと判断したのか、一塁に走ることなく、打席で〝棒立ち状態〟に…。しかし、審判の判定はフェアで、打球を処理した捕手から三塁、一塁へ送球され、併殺となってしまった。

今季でプロ3年目の右腕はこの日の登板前まで47打席で無安打。原監督は以前に戸郷のさらなる課題として「もうちょっとバッティングが良くなることでしょうね。バントはね」と指摘していたが…。犠打を成功させることは自身の投球を助けることにもなるだけに、腕を磨きたいところだ。

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