本田圭佑 2戦未勝利に現地評「チームにフィットするには時間が必要」

本田圭佑

アゼルバイジャン1部ネフチ・バクーの元日本代表MF本田圭佑(34)が新天地で結果を残すには、もうしばらく時間を要すようだ。

本田は4日のスムガイト戦で後半開始から出場してネフチ・バクーデビューを果たすと、10日のガバラ戦ではフル出場。しかし0―2、2―2に終わって自身のプレーを勝利に結びつけることができず、地元メディアから批判の的となっている。

そんな中、アゼルバイジャンメディア「スポーツインフォ」によると、元同国代表FWブカル・ナディロフ氏(33)は、直近2試合の未勝利について「チームに緊張感が感じられる。選手たちはもっとリラックスしてプレーすべきだと思う」と指摘したという。

それだけに本田への過度の期待は禁物だとか。「よいパスはあったが、まだ彼はチームの新参者でしかない。それを頭に置く必要があるし、チームに適応するまでには時間がかかる」

一方で、同氏は代表として本田を擁する日本と対戦経験もあるだけに「本田は世界クラスのサッカー選手。年齢に関係なくクオリティーを感じる」と評価した。ただ、今季は残り6試合。力を発揮する準備が整う前に終わってしまいそうだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社