【K‐1】5・23 東京・大田区総合体育館大会 第1弾カード発表 未来のスター発掘めざす

K-1バンタム級日本最強決定トーナメント対戦表((C)K-1)

立ち技格闘技「K―1」は17日、都内で東京・大田区総合体育館大会(5月23日)の第1弾カード発表記者会見を行った。

会見冒頭で中村拓己プロデューサーは大会コンセプトとして「原点回帰」「ワンデートーナメントの復活」「未来のスターの青田買い」の3つを発表。

原点回帰を掲げた理由については3月28日の年間最大興行「K’FESTA.4」での「武尊vsレオナ・ペタス」がK―1史に残る激闘になったことを挙げて「いい意味で旗揚げからやってきたことが形になったと思いますし、区切りがついたと思いました。そういった意味ではこの大田区大会は新たなスタートとなると思います」と説明した。

その上で若手中心の「K―1バンタム級日本最強決定トーナメント」を開催すると発表。新型コロナウイルス禍もあり、ワンデートーナメント開催は1年2か月ぶりになるが「未来のK―1を担っていく可能性を持った選手たちだと思っています。そういった選手たちの戦いをお届けしたいと思っています」と話した。

1回戦は「橋本実生vs大村修輝」「壬生狼一輝vs野田蒼」「松本日向vs鵜澤悠也」「黒田斗真vs池田浩司」が行われるが、その平均年齢はなんと20・75歳。まさに「未来のスターの青田買い」のコンセプト通りだが、ここから新たなカリスマが誕生することに期待したい。

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