【新型コロナ】川崎の会社寮でクラスター 市内で新たに86人感染確認

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は17日、10歳未満~80代の男女86人の感染が新たに確認されたと発表した。中等症1人、軽症75人、無症状10人で、32人の感染経路が不明。市発表の感染者は累計9763人となった。新規感染者が80人以上となったのは、1月28日(87人)以来。

 年代別では、20代が31人と最多。30代19人、40代12人、50代10人、10代と80代が各4人、10歳未満3人、70代2人、60代1人。

 居住地域別では、高津区34人、中原区15人、川崎区10人、宮前区8人、幸区6人、多摩区5人。麻生区と横浜、藤沢両市、東京都で各2人だった。

 市によると、感染経路が分かっている人のうち、家庭内感染は17人、陽性者の接触者が37人。高津区にある会社の寮に住む20~40代の男性26人が感染し、市はクラスター(感染者集団)と認定した。クラスターが発生していた宮前区の通所介護施設で新たに1人が陽性となり、感染者は計45人となった。

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