文化財調査官と地元の専門職員による掛け合い!? 遺跡から地域の魅力を発掘する新番組【いせきへ行こう】を公開!

昨年7月に公開した「発掘された日本列島2020」展の解説動画の好評につき、 新企画として文化庁文化財調査官が地元の文化財専門職員と一緒に遺跡の魅力を紹介する【いせきへ行こう】を文化庁のYouTubeチャンネルで公開した。

日本には468,000ヶ所の遺跡がある。文化庁は、 これら遺跡が「専門的な視点を通すと、 面白い!」ということを皆さんに伝えたい想いから、 今回、 遺跡の魅力を紹介すると共に、 その地方の取り組みを地元の文化財専門職員が直接視聴者に発信する動画、 「いせきへ行こう」を作成。

文化庁文化財調査官と地元の文化財専門職員がZOOMを通じて、 対話形式で進めていく新しい形の番組。毎回様々な専門職員に出演いただき、 文化財調査官との会話がテンポ良く繰り広げられていく「いせきへ行こう」。

vol.1「水との戦いの長い歴史 ~山梨県南アルプス市~」

第一弾(2021年春)は、 山梨県南アルプス市。 市内の標高差は、 なんと最大3000m。 南アルプスから流れ出る水が育んだ豊かな自然と、 その陰で繰り広げられた人々と水との長き戦い。 ふるさとの文化財に魅せられた市民の皆さんの笑顔も。

vol.2「青森の縄文はすごいぜ ~青森県八戸市~」

第二弾(2021年春)は、 青森県八戸市。 八戸市に国宝が3つもあるって知っていただろうか。縄文の漆文化を今に伝える史跡是川石器時代遺跡をはじめ、 ユネスコ無形文化遺産に登録されている八戸三社大祭などなど、 個性的で魅力的な文化財が盛りだくさん。 風張遺跡の土偶のポーズが意味するものとは。

vol.3「今に息づく古代の風景 ~大分県中津市~」

第三弾(2021年春)は、 大分県中津市。 渓流と奇岩がおりなす景観が美しい名勝耶馬渓や黒田官兵衛が築城した中津城が有名な中津。 実は、 古代に造られた○○や○○○が、 そのまま現代に引き継がれているんだって。 徒歩5分で行ける秘境の正体は。

vol.4「鉄と塩と玉ねぎと・・・ ~兵庫県淡路市~」

第四弾(2021年春)は、 兵庫県淡路市。 国生み神話の島として知られる淡路島。 塩づくりの遺跡や鉄器生産の遺跡など、 さまざまな遺跡も盛りだくさん。古代に御食国(みけつくに)と呼ばれた豊富な食材も魅力的。 発掘調査がきっかけとなり復活した地元特産ブランドとは?

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