県水産試験場と宮崎大の研究グループは、海水に含まれる「環境DNA」を分析し、海面養殖で魚の病気を引き起こす細菌や病原体を早期に特定する技術開発に成功した。研究グループによると、環境DNAを用いた技術を利用するのは全国で初めて。魚体を調べる従来の手法より大幅に短い時間で細菌を特定でき、実用化されれば病気の感染拡大による養殖業者の損失を抑えることが期待される。
環境DNAで魚の病原特定 県水産試験場など開発
- Published
- 2021/04/18 09:30 (JST)
県水産試験場と宮崎大の研究グループは、海水に含まれる「環境DNA」を分析し、海面養殖で魚の病気を引き起こす細菌や病原体を早期に特定する技術開発に成功した。研究グループによると、環境DNAを用いた技術を利用するのは全国で初めて。魚体を調べる従来の手法より大幅に短い時間で細菌を特定でき、実用化されれば病気の感染拡大による養殖業者の損失を抑えることが期待される。
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