オワードがインディカー開幕戦のポールポジションをゲット。グロージャンは7番手、琢磨は下位に

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 アラバマ州バーバー・モータースポーツパークで開幕を迎えた2021年のNTTインディカー・シリーズ。17日に行われた予選は、パト・オワード(アロウ・マクラーレンSP)が自身2度目となるポールポジションを獲得した。

 インディカー参戦12年目のシーズンとなった佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、タイムを伸ばせずQ1で敗退。19番手から決勝レースに挑む。

 昨年はコロナの影響で中止となり、2年ぶりの開催となったバーバー・モータースポーツパークでのホンダ・インディ・グランプリ・オブ・アラバマ。2デイ開催となり、2回のプラクティス走行後に18時前から予選がスタートした。

2年ぶりの開催となるバーバー・モータースポーツパーク

 ふたつのグループに別れて走行が行われる予選Q1。グループ1は、午前中のプラクティスでトップタイムを記録したアレックス・パロウ(チップ・ガナッシ)がいちはやく1分5秒台のタイムを叩き出しトップ通過。ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)も5秒台に入れ2番手に。

 フリー走行からタイムが伸ばせず下位に沈んでいた琢磨は、ソフトのレッドタイヤを最初から使用するも、上位の速さには届かず10番手でQ1敗退となった。

 グループ2は、オワードがトップ通過。デビュー戦のロマン・グロージャン(デイル・コイン)が2番手通過を果たした。

 12台で争うQ2。残り時間が少なくなる中、まずはグロージャンが5秒台に突入。そのタイムをパロウとオワードが更新していく。グロージャンは6番手につけていたが、最後にタイムを更新したパワーが2番手に入り、Q2敗退となった。

17日がちょうど35歳の誕生日だったロマン・グロージャン

 Q2トップは、オワード。パワー、パロウ、マーカス・エリクソン、スコット・ディクソンとチップ・ガナッシ勢が続き、午後のプラクティスでトップだったアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)が6番手となった。

 6台でポールポジションを争うQ3。オワードがここでもタイムをうまくまとめ、1分5秒8479でポールポジションを獲得した。2番手にロッシ、パロウは3番手とディクソンを上回るグリッドを獲得している。

 自身2度目のポールポジションを獲得したオワードは、「表彰台、そして勝利に挑戦できるスポットを獲得できたと感じている。チームは、オフシーズンは一生懸命働いてくれ、それがクリックされた」

「レッドでどのくらいタイムが必要かわかっていた。僕たちはかなり強いと思ったので、ブラックタイヤのペースを維持する必要があったんだ。それを成し遂げ、ポールからスタートできる。いい気分だね。明日は勝ちにいくよ」とコメントしている。

アレックス・パロウ(チップ・ガナッシ)
予選2番手のアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)
厳しい予選となってしまった佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)