本田の初勝利で現地メディア高評価「クラブは間違いなく恩恵を受けている」

本田圭佑

アゼルバイジャン1部ネフチ・バクーの元日本代表MF本田圭佑(34)が加入後初勝利に貢献し、現地メディアがその働きぶりを高評価した。

17日のジーラ戦で2試合連続スタメン出場した本田はFKのキッカーを務めたり、ヘディングシュートでゴールを狙うなど積極的に攻撃をけん引。待望のゴールこそなかったが、後半37分までプレーして4―0の快勝に貢献した。

ジーラとの対戦では今季未勝利と苦手にしていた相手だけに、快勝へと導いた本田をアゼルバイジャンメディアは絶賛。「ハッキン」は「本田がクラブに入団して以来、リーグ戦でのネフチの初勝利となった。日本のスターはまだ得点していないが、バクーのクラブは間違いなく恩恵を受けている。これは今日特に顕著だった」と無得点ながら攻撃の原動力になったと称えた。

本田はこの一戦を前に2戦未勝利だったチーム状況を憂慮し、クラブ幹部に再建策について直談判したことも話題になった。ピッチ内外で持ち前のリーダーシップを発揮して、目標とする東京五輪代表のオーバーエージ(OA)枠入りへ向けてさらなるアピールを狙う。

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