スペイン1部バルセロナが伝統のタイトルを奪回したのは、エースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)の〝イメチェン〟のおかげ!?
スペイン国王杯決勝が17日に行われ、バルセロナがビルバオに4―0と快勝して3季ぶり31度目の優勝を飾った。メッシが2得点で優勝へと導いたが、プレー以外の〝勝因〟も話題になっている。
アルゼンチン紙「クラリン」は「さようなら、あごひげ」と題して、メッシが今回の一戦を前に伸ばしていたひげをさっぱりと剃った様子に注目した。
「メッシは再びチャンピオンになりたくて、とても良い思い出を呼び戻すスタイルに彼のイメージを変えた」と同紙は指摘。そして「最近は欧州チャンピオンズリーグ(CL)で敗退し、レアル・マドリードとのクラシコに敗れた。戴冠のためにこうしたネガティブな出来事の連続は容認できない。悪いことに終止符を打つには何かまじないが必要で、メッシが数年間ひげを生やしていた姿から、彼の見た目を変える動機となったようだ」と分析した。
メッシが以前にバルセロナで黄金期を作った頃はひげをたくわえていなかっただけに、最近のチームの負の流れを断ち切るための〝ゲン担ぎ〟としてエースがひげを剃ったというわけだ。
「〝若きメッシ〟は、CLで優勝した2015年の姿を思い出させた」と同紙。見た目同様に全盛期を彷ふつとさせるプレーで今度はリーグ戦の逆転Vを狙う。