巨人・梶谷が強風吹き荒れる元本拠地でスーパーキャッチ

さすがはハマスタを知り尽くす男だ。巨人・梶谷隆幸外野手(32)がスーパーキャッチでチームの窮地を救った。

18日のDeNA戦(横浜)は先発の今村が危なげない投球を続け、初めてのピンチは1―0の5回。二死三塁となり、代打・蝦名の打球は二塁後方、右前へポトリと落ちそうな飛球となった。しかも上空は風速10メートル前後の強風が吹き荒れる悪条件。それでも、昨季まで横浜スタジアムを本拠地としてきた梶谷にとっては〝庭〟だ。

猛然とダッシュしながら前進すると、最後はダイビングキャッチ。着地で強い衝撃を受けながらもグラブに収めた球をこぼすことなく、同点を阻止した。打っては前日17日まで5試合連続で打点をマーク。FA戦士が攻守で輝きを増している。

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