評論家の石平氏 進次郎環境相の太陽光パネル設置義務化発言は「立派な憲法違反」

小泉進次郎氏

中国事情に詳しい評論家の石平氏(59)が18日、ツイッターを更新。小泉進次郎環境相(40)が、政府の2030年度の温室効果ガス削減目標を達成するため「一番のカギは再生可能エネルギーだ」として、住宅への太陽光パネル設置義務化について「視野に入れて考えるべき」との考えを示したことを激しく批判した。

石平氏は「国民の私有財産である住宅をどうするかを、政治が『義務化』する云々というのは民主主義の根本をひっくり返すような暴論であり、中国共産党ですらできなかったファシズム的な発想だ」と小泉氏の考えを批判。「われわれ日本国民はいつから、てめえのようなチンピラ政治家の被支配民になったのか?!」と激怒した。

さらに小泉氏の発言は「明らかに、国民の財産権を明記した日本国憲法への冒涜であって立派な憲法違反だ」と指摘。続けて「普段では『護憲』の立場をとる立憲民主党などの野党は、このファシズム政治家の暴論を国会の場で追及してほしい。今こそ出番だ!」と野党の奮起を促した。

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