ほどよい辛みと苦み、特産「日野菜」お茶漬けいかが 滋賀の商店街、「GoTo」活用し開発

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商店主たちが開発した日野菜茶漬け

 滋賀県日野町の近江鉄道日野駅周辺の店舗でつくる「駅前通り共栄会」が地元特産品の日野菜を使ったお茶漬けを開発し、町内の全小中学校の児童、生徒に寄贈した。店主たちは「郷土愛を深めるきっかけにしてほしい」と語る。

 室町時代から伝わる日野菜の原種は同町鎌掛(かいがけ)地区で守られ、漬物などで知られる。町内の全5小学校では郷土学習として日野菜の栽培、収穫を行っている。

 日野菜茶漬けは「Go To キャンペーン」の商店街支援で同会とJAグリーン近江が共同開発した。秋口から冬が旬の日野菜を年中食べられるよう、フリーズドライ製法でお茶漬けに加工。ほどよい辛みと苦みで、薄ピンクの色合いも楽しめる。

 同会は13日、町役場で日野菜茶漬けを生徒代表に渡した。必佐小4年の女子児童(9)は「学校で育てた日野菜はおいしかった。お茶漬けでも食べたい」と話した。同時に日野菜の絵柄をプリントしたせんべいも贈った。

 副会長の徳田昇さん(53)は「子どものころから日野菜に親しんでもらい、町を出ても日野菜のよさを伝えてほしい」と願った。

 駅前通り商店街各店で600円で販売されるほか、日野駅内の「なにわや」(火・水曜営業)ではお茶漬けとして提供している。

日野菜茶漬け(左)と日野菜のせんべいを受け取る児童、生徒ら=日野町役場