悩める〝若大将〟の日々は続く…。巨人の元木大介ヘッドコーチ(49)が18日のDeNA戦(横浜)後、不振が続く岡本和真内野手(24)の状態を分析した。
この日の岡本和は、6回に平田から通算1903打席目にしてプロ初となる三塁打を放ったが、安打はこの1本のみ。現在の打率も1割8分9厘と、らしくない成績となっている。
そんな主砲について、元木ヘッドは「まだ本来の和真じゃないよね」とズバリ。「(岡本)和真が当たり出して、4番が打点を挙げて勝つ試合になってくると本物じゃないかな」と分析する。
昨季の本塁打王も、今季はわずか1本のみと、鳴りを潜めた状態。元木ヘッドも「ちょっと悩みがあるのかな。配球にしてもそうだし、本来の和真らしからぬ思い切りの(悪い打撃)」と、心配そうな表情を浮かべた。「もっと三振を怖がらずにどんどん振っていった方が(いい)。(投球に)合わせるようなスイングをするんだったら、全力で振った方が相手も嫌だろうなと思う」と、アドバイスも送った。
打線をより活性化させるには、4番の復活は必須条件。意地を見せることができるか。