松山英樹(29=LEXUS)が日本人初のメジャー制覇を達成した「マスターズ」最終日(11日=日本時間12日)の米国内での視聴者数は、昨年大会より69%アップの約945万人だった。米「スポーツ・メディア・ウォッチ」が伝えている。
新型コロナウイルスの影響で初の秋(11月)開催となった昨年の大会は、秋のアメリカンフットボール(NFL&大学)シーズンと重なったことで、視聴者数は史上最低の約559万人。
2019年4月に開催され、タイガー・ウッズ(45=米国)が通算5勝目を挙げた時と比べると、今年の視聴者数は13%の減少だった。
もっとも「スポーツ・メディア・ウォッチ」によれば今年の「マスターズ」の視聴者数は、新型コロナウイルスの感染拡大後では、アメフトを除く全スポーツイベントの中で6番目に高い数字だったという。
上にあるのは昨秋の大リーグのプレーオフ3試合と、今年4月の大学バスケットが2試合だけ。
米国でも松山の優勝は多くの人が興味を持って見ていたといえる。