レイズ・筒香 ヤンキース・コールから勝ち越し打放つ

筒香(ロイター=USA TODAY)

レイズの筒香嘉智外野手(29)は18日(日本時間19日)に敵地ヤンキー・スタジアムで行われたヤンキース戦で「7番・DH」で出場し、7回に適時二塁打を放ち、4打数1安打1打点だった。チームは4―2で勝ち、今季初の同一カード3連勝で8勝8敗の勝率5割に戻した。

筒香のバットが勝ち越し打を叩き出したのは2―2の7回だった。一死一塁でマウンドはメジャーを代表するエース右腕のコールだ。カウント1―1からの3球目、外角低めの89マイル(約143キロ)のチェンジアップをバットの先で拾って振り切ると打球は右中間を破る適時打となった。7日(同8日)のレッドソックス戦以来の打点となった。

開幕戦から主に「1番・一塁」で起用されるも結果出ずに苦しんだ。初安打は開幕4試合目で、そこから4試合連続安打するも調子は上がらず、打順は1番→6番→7番と下がり、15日(同16日)は代打で見逃し三振に倒れ、16、17日(同17、18日)は出番なしだった。この一打をきっかけに安打を積み重ねたい。

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