今週は晴れる地域が多く、東・西日本は20日(火)から22日(木)にかけて、最高気温が25℃以上の夏日となる所がある見込み。カラッとした陽気とはいえ、昼間は日差しが強いため、日なたでの作業や運動は注意が必要だ。また、内陸を中心に朝と日中の気温差が大きくなるため、服装や体調管理にも注意が必要となる。
関東から西 快適な陽気
きょう19日(月)午後は、北海道の雨の範囲は次第に狭くなるが、東北の日本海側や新潟県にかけては、夕方まで雨の降る所がある見込み。局地的に雷を伴うため、落雷や突風に注意が必要だ。関東から西は引き続き晴れて、最高気温は東京で22℃、名古屋、大阪、福岡は20℃前後で過ごしやすい見込み。
20日(火)東京で今年初の夏日
あす20日(火)は北海道で変わりやすい天気となり、昼前後に一部でにわか雨があるが、その他の各地は広く晴れる見込み。暖かい空気に覆われ、東・西日本の内陸を中心に日中は気温が高くなりそうだ。予想最高気温は前橋で27℃、東京やさいたま、甲府、京都で26℃、静岡や岡山、高松で25℃となっている。ただ、朝と昼の気温差が内陸で15℃以上、山あいの盆地では20℃以上となる所もあるため、服装や体調管理に注意が必要だ。空気の乾燥が進むため、火の取り扱いにも注意が必要となる。
木曜日まで気温高い
東・西日本は22日(木)にかけて、日中の気温が高い状態が続き、東京は3日連続で気温が25℃前後まで上がる予想だ。23日(金)も北・東日本を中心に晴れる所が多く、25℃以上の地点は減ってくるものの、東北や関東などは、まだこの時季としては気温が高くなりそうだ。週末は、各地で雲が広がりやすくなるが、北・東・西日本は今のところ大きな天気の崩れはない見込み。
台風2号 沖縄・奄美は高波注意
猛烈な勢力の台風2号が、フィリピンの東を北上している。台風はこの後もゆっくりと北上するため、沖縄や奄美では週の中ごろから波が高くなり、台風の進路によっては、22日(木)から24日(土)ごろは大しけとなるおそれがある。小笠原諸島でも週末から週明けにかけて、台風の接近に伴い波が高くなるため注意が必要だ。
(気象予報士・高橋和也)