宇宙飛行士・野口聡一が10代のリクエストを実践。2日連続「沼ハマ宇宙プロジェクト」を放送

NHK Eテレで放送中の「沼にハマってきいてみた」(月~水曜午後6:55)では、本日4月19・20日放送の2日連続で「沼ハマ宇宙プロジェクト」を放送する。

同番組は、10代の若者が大好きでドハマりしてしまった趣味=「沼」の世界を深掘りするバラエティー番組。MCをサバンナの高橋茂雄、桜井日奈子(月曜)、松井愛莉(火・水曜)が担当している。今回の「沼ハマ宇宙プロジェクト」には、JAXA(宇宙航空研究開発機構)が全面協力。宇宙にハマった10代が考えた「宇宙でこれをやったらどうなる!?」という実験のアイデアを、ISS(国際宇宙ステーション)に滞在中のJAXA宇宙飛行士・野口聡一氏が番組のために宇宙空間で実践する。

本日19日は生放送で「科学実験沼」をおくる。番組で募集した実験アイデアの中から選ばれた、中学1年生の女の子の夢を取り上げる。小さい頃から宇宙施設に通い詰めるほどの“宇宙ハマった”さん。彼女が考えた、水と輪ゴムを使った実験を野口氏が宇宙空間で挑戦。意外に難しい実験に悪戦苦闘する。また、人気アニメの名シーンの科学の力で完全再現する実験も紹介。サイエンス・アーティストの市岡元気が10代にも人気のアニメ「転生したらスライムだった件」の主人公の必殺技をスタジオで再現する。また、廃部寸前の自然科学部の高校生が、新入部員勧誘のため、科学がテーマのアニメ「Dr.STONE」の名シーンを再現する。

4月20日は「宇宙沼」を放送。宇宙飛行士を目指すため、親元を離れて鹿児島の学校で寮生活をおくる中学生や、高校生活をロケット開発に捧げたものの、コロナ禍で高校最後の世界大会が中止になってしまった高校生たち。彼らが卒業直前の3月に、仲間と番組の宇宙プロジェクトに参加した。挑むのは、宇宙空間で「球体になった水をタオルで包むとどうなる?」「風船で模型飛行機は飛ばせる?」という実験。宇宙から届いた野口氏の実験映像にスタジオは大興奮。JAXA宇宙飛行士の大西卓哉氏がリモート出演し、解説する。大西氏も驚いた野口氏の宇宙実験のポイントとは? また、野口氏が滞在中のISSで、プライベートの時間を使って自ら撮影、編集、公開している宇宙生活の動画も紹介する。

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