“3時のヒロイン”のネタ「アッハーン」でもお馴染みジュリア・マイケルズ、デビュー・アルバム発売決定

米シンガーソングライターのジュリア・マイケルズ(Julia Michaels)が、デビュー・アルバム『Not In Chronological Order』を2021年4月30日にリパブリック・レコード(Republic Records)からリリースすることを発表、本作からの最新シングル「Love Is Weird」のミュージック・ビデオを公開した。

ジュリア・マイケルズが、プロデューサーのジョン・ライアン、プロダクション・チームのザ・モンスターズ・アンド・ザ・ストレンジャーズと共作した「Love is Weird」は、愛の波乱曲折やそれが後に残した思い出についてのアコースティックな告解だ。軽快なメロディーに乗せて彼女はこう歌う。

**_Tattoos on my arm / Still scared of forever
Keep my exex’s letters / In the third door of my dresser
私の腕のタトゥー / まだ永遠が怖い
元カレの手紙は捨てずに / タンスの3番目の扉にしまってある_**

今回公開された哀愁漂う「Love is Weird」は、先日公開された「All My Exes」とは全く対照的な内容だ。「All My Exes」曲のミュージックビデオでは、パートナーの元恋人たちを排除するために、ホラー映画のようなストーリーが展開されていく。この身の毛もよだつような映像が、ジュリア・マイケルズのシアトリカルな創造性と、彼女が作詞によって創り出す世界観を引き立てているのだ。

**_I wanna live in a world that all your exes are dead
I wanna kill all the memories that you save in your head
Be the only girl that’s ever been in your bed
私はあなたの元恋人たちがみんな死んだ世界に住みたい
あなたの頭の中に残っている記憶をすべて抹消したい
あなたのベッドに入ったことのある唯一の女の子になりたい_**

全10曲が収録されるアルバム『Not In Chronological Order』からは、「Love is Weird」と「All My Exes」に加え、「Lie Like This」が先行公開されている。

「(このアルバムの)トラックリストを見たとき、それはタイトル通り、私の人生で起こった出来事の時系列順(chronological order)ではありません。このトラックリストの捉え方としては、失恋や傷心についての曲が真ん中にあり、新たな愛の探求についての曲が最後にきている。それがこのアルバムの特徴です。私はもう愛への苦手意識はありません。私は、堅実な愛とはどんなもので、愛することやその愛があまりにも完璧に感じられるために躊躇してしまうことも知っています」

ショーン・メンデス、ジャスティン・ビーバー、セレーナ・ゴメスなどのヒット曲を手掛けたソングライターとして知られるジュリア・マイケルズは、2017年にリリースしたデビュー・シングル「Issues」で高い評価を得た後、EP『Nervous System』、そして2019年には『Inner Monologue Parts 1』、『Inner Monologue Parts 2』を立て続けにリリース。過去のシングルでは、ミゲル、トリッピー・レッド、ジェームズ・ベイ、JPサックスらとコラボレーションを果たしている。

Written By Larisha Paul

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