スペイン1部ヘタフェの日本代表MF久保建英(19)が今季は〝飼い殺し〟で終わりそうだ。
18日に行われたレアル・マドリード戦で久保はまさかの出番なしに終わり、保有元との今季3度目の直接対決でアピールはならなかった。
Rマドリード専門メディア「デフェンサセントラル」は「日本人選手は彼の監督の計画に参加しない」とホセ・ボルダラス監督(57)からの信頼を失って〝構想外〟になったと指摘。「ベンチでチャンスを待っている。しかしボルダラスは彼を信頼せず投入しなかった。彼にとって重要な試合だったが、久保は保有元チームと対戦することができなかった。なので、日本人選手は成長を続けることができない」と同メディアは厳しい現状を伝えた。
スペインメディア「リベルタードデジタル」も「日本人選手はベンチから、ジダン監督との対戦機会を見ていた。それはボルダラス監督が望んでいたことの明確な兆候だ」と報じ、ヘタフェの指揮官が残留争いに巻き込まれている今季は基本的に起用しない方針を固めたとみている。
久保が今季出場できる機会は極めて限られそうで、名門への復帰をアピールするチャンスはもはや絶望的だ。