共産党・志位和夫氏  五輪選手へのワクチン優先接種報道に「憲法に照らしての重大な問題となる」

志位和夫氏

共産党の志位和夫委員長は19日、ツイッターを更新。日本政府の東京五輪・パラリンピックへの対応を批判した。

志位氏は「政府が、五輪選手のワクチン優先接種を調整しているとの報道があるが、そんな方向に進めば倫理上の重大な問題となる。のみならず『法の下の平等』を規定した憲法に照らしての重大な問題となる」とけん制。丸川珠代五輪相は検討を否定しているが、自民党の下村博文政調会長は選手への優先接種に言及していた。

続けて「いま真剣に検討すべきは、そんなことではなく、五輪パラ中止を決断することだ」と指摘した。マスコミ各社の世論調査でも東京五輪・パラリンピックについて中止や再延期を支持する人の数は多い。一体どうなるのか。

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