水森かおりが新曲「鳴子峡」ヒット祈願 サンドとのデュエット曲で伊達にもエール

花園神社でヒット祈願した水森かおり

〝ご当地ソングの女王〟で演歌歌手・水森かおりが19日、東京・新宿区の花園神社で最新シングル「鳴子峡」のヒット祈願を行った。

宮城県大崎市にある紅葉の名所として名高い鳴子峡を舞台に、愛する人を亡くした女性を歌っている。新型コロナウイルスの影響で鳴子峡には昨年12月にミュージックビデオの撮影で訪れたのが最後。「今度、市長さんのところにごあいさつに行くのですが、歌ったりできない。地元のみなさんに聞いていただく場が良かったんですが」と語った。

この日のヒット祈願には「背筋がピンと伸びるような気持ちになった」という水森。「大みそかに歌わせていただけるように頑張りますとお願いしました」と19回目の紅白出場を目標に定めた。

また、このシングルのカップリングにはお笑いコンビのサンドウィッチマンとのデュエット曲「笑顔で遠回り2021」が収録されている。サンドウィッチマンといえば伊達みきおが先日、膀胱がんステージ1と診断され、腫瘍摘出手術を受けたことを公表していた。

水森は「報道で知った時はメールで、心配かけてすいません、すっかり良くなったので頑張ります、と返事があった。この間も電話で話した時右には、がんはすっかりなくなりましたと話していた。あの2人は宮城県を盛り上げようと頑張っているので、元気で頑張ってほしい」とエールを送った。

© 株式会社東京スポーツ新聞社