口蹄疫発生確認20日11年 生産基盤 順調に回復

 本県の牛や豚など29万7808頭の命が奪われた2010年の口蹄疫発生確認から、20日で11年を迎えた。生産基盤は順調に回復し、牛・豚共に生産額は増加傾向が続く。ただ、昨年は新型コロナウイルス禍で子牛価格などが一時急落し、豚熱(CSF)の感染拡大が続くなど懸念材料もある。今年は全国和牛能力共進会(22年、全共)に向けた動きも本格化し、関係者は「防疫体制強化を続けながら、さらなるブランド力強化も図る」と力を込める。

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