YHR藤木会長「立派な言葉を残した」 カジノ反対した元神奈川県議・梅沢氏悼み

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 横浜港ハーバーリゾート協会(YHR)の藤木幸夫会長は19日の会見で、11日に亡くなった元自民党神奈川県連会長・梅沢健治氏を悼み、「立派な言葉を残して彼は死んでいった。世の議員に『それでいいのか』と投げ掛けた」と感慨深げに語った。

 梅沢氏は、本紙に「わが人生」(2019年12月~20年3月)を連載。最終回で「ふるさとに正義を残して死にたい。カジノ誘致は今なら止められる」と記し、横浜市が進めているカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致に反対する考えを表明した。

 藤木氏は、父・幸太郎氏の無二の親友、岸野清太郎元県議の秘書だった梅沢氏とは若くから交流を深めてきたという。亡くなった当日、弔問に駆け付けた際には、本紙記者に対して「(市民の反発を気にして)カジノのカの字も政治家は全然言わない。梅沢はその点、男でした」と語った。

 また、藤木氏は「梅沢に死なれて、『生まれたときは別だけど死ぬときは一緒だ』という言葉を思い浮かべた。神奈川にとって、なくてはならない人だった」とも話し、声を詰まらせた。