「まん延防止の解除、慎重に検討」 村井知事、GW前にも判断

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 宮城県の村井嘉浩知事は19日の定例記者会見で、新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」を期限の5月5日に解除するかどうか慎重に検討する考えを示し、「ゴールデンウイーク(GW)の前か、途中に判断する」と述べた。
 4月5日の重点措置適用以来、県内では感染状況が落ち着きつつあるが、村井知事は感染者の減少数が予想より緩やかだと説明。緊急事態宣言の解除後にリバウンド(感染再拡大)した大阪府の事例や変異株の広がりを念頭に、「今の状況で5月5日前に解除を要請することは考えられない」と明言した。
 東京都などでは重点措置の期限が5月11日に設定されており、村井知事は「県の考え方もある程度固めた上で、政府が調整すべきだ」と指摘。仙台市と協議を進め、GW前にも最終的な方向性を詰める考えを示した。
 村井知事は、週末とコロナ流行前の2019年同時期の人出を比べ、仙台市青葉区の国分町で7割弱、JR仙台駅前で5割弱に減ったとする調査結果を報告。「県民が協力してくれた結果が顕著に表れている」と重点措置の効果を評価した。