【ボクシング】5・5大阪で復帰戦の亀田和毅 100万円ガウンで登場「これで変な試合はできない」

100万円のガウンを公開した亀田和毅(右)と興毅会長(3150ファイトクラブ提供)

ボクシングの元世界2階級王者で亀田三兄弟の末弟、和毅(29=3150FC)が20日に会見。2019年7月以来の試合となる5月5日の三宅寛典(32=ビッグアーム)戦(エディオンアリーナ大阪)で100万円のガウンを着用することを発表した。

この日、和毅とともに会見した長兄で所属ジムの会長でもある興毅氏(34)は「大阪では長いこと試合をしていなかった(13年12月以来)ので、京都の老舗メーカー様から着物のガウンを提供していただけることになりました」。シルク地にレースを被せ、真っ白なベースの背中に「亀田和毅」と名前の入ったガウンをお披露目した。

提供したスコープココの加納圭悟社長(41)によれば「値段をつけるとすれば100万円ぐらい」とのこと。同社はX JAPANのYOSHIKI(55)と「YOSHIKIMONO」ブランドを展開している。

和毅は「めっちゃ着心地いい。これで変な試合はできない。あと2週間、体調作りをしっかりしたい」とやる気をみなぎらせ、興毅会長も「和毅を入場から見てもらって、全体的に落ち込んでいる日本を勇気づけられたら」と話した。

だが、新型コロナウイルスの感染者が増える大阪は緊急事態宣言が発出されそうな状況だ。

観客を入れられるか、また、興行そのものができるかなどはまだ見通しが立たないが「選手のことを考えると、何とか開催したい」と興毅会長は話した。

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