水辺にも季節の移ろい 岡山・和気町の湿地で「リュウキンカ」と「ニホンアカガエル」

水辺にも季節の移ろいを感じることができます。
岡山県和気町の湿地で見られる植物「リュウキンカ」と「ニホンアカガエル」をご紹介します。

岡山県自然保護センターに咲くキンポウゲ科の植物リュウキンカは、あざやかな金色の花を付けることからこの名前が付いています。

ハート型の葉っぱもチャームポイントです。
岡山県では県北の湿地にわずかに自生していますが、近年、数が減っています。

水の中には二ホンアカガエルとみられるオタマジャクシがいました。
1月から3月ごろに産卵し、春には群れで泳ぐオタマジャクシを見ることができます。

近くには、成体の二ホンアカガエルがいました。アカガエルの仲間は赤味がかった体が特徴です。

ニホンアカガエルは水田の周辺などに生息していますが、開発などによる湿地の環境変化により数を減らしています。

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