巨人・宮本コーチが3被弾5失点KOのサンチェスを叱った意外な理由

阪神・マルテに連続弾を浴びた巨人・サンチェス

巨人の宮本和知投手チーフコーチ(57)が、20日の阪神戦(東京ドーム)で3被弾5失点KOのサンチェスを降板後に叱ったことを明かした。

右腕は2回0/3を投げマルテに2打席連続弾を浴びると、大山にはソロと3被弾し5失点KO。前回登板・中日戦(13日、東京ドーム)での8回途中無安打から、まさかの背信投球となった。

安定しない右腕に宮本コーチは「何かやっぱりこう、気持ちの変化というか、例えば自分のいい球と思ったのがボールと判定されたら、そこで動揺するというか…」と問題点を指摘する。

登板後には本人にも〝キツめ〟に伝えたという。

「そこは今日は厳しく注意させていただきました。判定で気持ちが左右されるのは、力を1000出すのにマイナスな部分。そういった気持ちを表に出すのは止めろと」(宮本コーチ)

同コーチによればサンチェスも納得した様子だったという。「これはなくすというのを今日は約束しました」と振り返った。

助っ人右腕は6日の阪神戦(甲子園)でも雨でぬかるんだマウンドにイライラし6失点と大炎上。同じことの繰り返しとあって、選手に寄り添う宮本コーチもさすがに鬼となったようだ。

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