海宝直人 第46回菊田一夫演劇賞の受賞が決定!

海宝直人が第46回菊田一夫演劇賞を受賞することが発表された。海宝直人は、7歳の時『美女と野獣』のチップ役で舞台デビュー。1999 年『ライオンキング』初代ヤングシンバ役に抜擢され、同役を3年間つとめる。その後も舞台を中心に活動を続け、加藤健一事務所 舞台『高き彼物』藤井秀一役、ミュージカル『ファントム』フィリップ・シャンドン伯爵役をはじめ、近年ではミュージカル『レ・ミゼラブル』マリウス役、劇団四季『アラジン』主演アラジン役、そして『ライオンキング』主人公シンバ役として 16 年ぶりに同作品へ出演。子役ヤングシンバが成長後リアルに大人シンバ役として出演するのは世界初とのことで大きな話題となった。

その他『ジャージー・ボーイズ』ボブ・ゴーディオ役、『ノートルダムの鐘』主演カジモド役、『アナスタシア』ディミトリ役など、子役時代から培われた確かな演技力が高い評価を得て、2018 年 5 月にはロンドン・ピーコックシアターで開幕した「TRIOPERAS」メインキャストとしてウェストエンド舞台デビューを果たしロンドン・ロイヤル・オペラ・ハウスコンサートマスター、ヴァスコ・ヴァシレフもその才能を評価した。

2020年からのコロナ禍においても、数々の苦難を乗り越えながら主要キャストとして「TOHO ミュージカルラボ」「イリュージョニスト」「アリージャンス」などの作品に出演し、堂々務め上げた。

また、アーティスト活動においてもフルオーケストラで挑んだ音楽作品「Break a leg!」 (読み:ブレイク・ア・レッグ)を2020年12月リリースし、その表現力と日本が誇る歌声が幅広い層にリーチした。

今回の一般社団法人映画演劇文化協会が主催する菊田一夫演劇賞は、大衆演劇の舞台で優れた業績を示した作家、演出家、俳優、舞台美術家、照明、効果、音楽、振付、その他のスタッフに贈られる賞であり授賞式は5月20日に東京都内で行われる予定だ。

受賞が決定した海宝は来たる2021年5月8日(土)東京、5月12日(水)大阪にて「CONCERT 2021 Break a leg! with オーケストラ・アンサンブル金沢」の開催を予定。昨年リリースの作品などミュージカル作品を、オーケストラと共に作り上げる壮大なコンサートを開催を予定している。

最近では、5/2(日)NHK「はやウタ」や、5/6(木)にNTV「ものまねGP」に出演決定しているなど、活動は多岐にわたる。

【海宝直人 CONCERT 2021 『Break a leg!』 with オーケストラ・アンサンブル金沢公演概要】

[東京公演]

2021年5月8日(土) 18:00 開場 / 19:00開演

会場:Bunkamuraオーチャードホール

東京都渋谷区道玄坂2-24-1

[大阪公演]

2021年5月12日(水)18:00 開場 / 19:00開演

会場:ザ・シンフォニーホール

大阪府大阪市北区大淀南2丁目3-3

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