【ブラインドサッカー】 東京パラでのメダル獲得へ 高田監督「ゲーム感覚を戻す」

高田敏志監督(提供:日本ブラインドサッカー協会)

東京パラリンピックに初出場するブラインドサッカー日本代表が着実に歩みを進めている。

様々な新型コロナウイルス感染症対策を行った上での活動だが、高田敏志監督(54)は「関係者の皆様のご尽力のもと感染者を出すことなく、チームとしてトレーニングに注力できていることに心から感謝申し上げます」と謝辞を述べた。

練習については「2月11日からの継続としてピッチトレーニング再開後、心肺機能、フィジカルコンディション向上と並行し、対人プレーなどゲーム感覚を戻すためのプログラムを実施」と、本番から逆算しながら強化に取り組んでいる。

今後に向けては「チームも個人もまだまだ万全な状態ではありませんが、5月末から開催が予定されているワールドグランプリに向けて準備を進めていきます」と意気込みを示した。

主将の川村怜(32=アクサ生命保険)はかつて「チームとして変化を恐れずにいきたい。進化していくってことを追求していきたい」と話しており、チーム全体のモチベーションは依然高い状態をキープしている。

本番までは残り4か月。メダル獲得へ、さらなるレベルアップを目指す覚悟だ。

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