AMDアワード理事長賞に輝いた「半沢直樹」堺雅人「大変な時代だがモノを生み出す力はまだある」

受賞を喜んだ堺雅人

一般社団法人デジタルメディア協会が主催する「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’20/第26回AMDアワード」が21日、東京・千代田区の帝国ホテルで行われた。

同アワードはデジタル業界の発展を目指し、優れたデジタルコンテンツなどの制作者を表彰するもの。

「AMD理事長賞」にはゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」(任天堂株式会社)とテレビドラマ「日曜劇場『半沢直樹』」(株式会社TBSテレビ)が選出された。

授賞式には半沢直樹を演じた俳優・堺雅人(47)が出席。堺は「この賞を見ていると、それぞれにドラマがあって。そのまま日曜劇場にならないかなと思いました」と笑わせた。

「本当に現場の役者として本当に楽しいのは、現場で役者が密接してモノを作る事。大変な時代になったなと思いましたが、この会場にきて、モノを生み出す力はまだまだあるんだなと。これからも精進していきます」と頭を下げた。

新人賞にあたる「江並直美賞」は日本トップクラスの「TikTok」クリエイターである景井(かげい)ひな(22)が選出された。

景井は「友達との遊びで始めたんですが、その時はまさかこの場所にいるとは思いませんでした。最近、お仕事でお会いする時に『ひなちゃんのTikTok見てるよ』と言われることもあります。どこかで誰かをつないでいるのかなと。これからもクスッと笑えるような動画を投稿していきたいと思います」と喜びを語った。

「大賞/総務大臣賞」には大ヒット作品「劇場版『鬼滅の刃』 無限列車編」(株式会社集英社/株式会社アニプレックス/ユーフォーテーブル有限会社)が選出された。

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