仏文学者、渡辺守章さんが死去

詩人ポール・クローデル研究

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渡辺守章さん

 詩人ポール・クローデルの研究などで知られるフランス文学者で東京大名誉教授の渡辺守章(わたなべ・もりあき)さんが11日、胸部大動脈瘤破裂のため東京都内の病院で死去した。88歳。東京都出身。葬儀は近親者で行った。喪主は長男敦彦(あつひこ)さん。

 フランス演劇の研究、評論活動を重ね、詩人で劇作家のクローデルの戯曲「繻子の靴」の翻訳・上演に取り組んだ。能楽など日本の演劇にも造詣が深く、「演劇集団円」や、自身が主宰した「空中庭園」で演出家としても活躍した。

 放送大副学長、京都造形芸術大(現京都芸術大)舞台芸術研究センター所長などを歴任した。日本芸術院会員。