【全日本】諏訪魔が新相棒探しに奔走「俺以上に暴走できるやつを!」

相棒不在の諏訪魔は頭を悩ませている

全日本プロレス春の祭典「チャンピオン・カーニバル」に出場中の3冠ヘビー級王者・諏訪魔(44)が、新パートナー探しに奔走している。

ここまでのリーグ戦は4戦2勝2敗の勝ち点4とまずまずの滑り出し。首位は勝ち点6で4選手が並んでいるが、まだ5試合を残しているだけに優勝の可能性は十分ある。「3冠王者として優勝した上で大田区のメインに立つ。あと“あいつ”も引っ張り出さないといけないし。忙しいよ、俺」とわざとらしく手を広げた。

王者として自身13年ぶりの祭典制覇を果たし、今年最初のビッグマッチとなる5月16日東京・大田区総合体育館大会の舞台に立つ。さらにその先には、因縁のある“元暴走王”小川直也氏(53)との対戦をにらんでいるからだ。

またリーグ戦と並行して着手しているのが新相棒探しだ。1月に石川修司(45)とのコンビを解消し、約3年間タッグ戦線のトップに君臨した暴走大巨人は解散した。そのため「今まで俺の横には近藤(修司)とか青木(篤志さん=故人)とか、石川修司がいて一緒に戦ってくれた。その時その時で支えてくれたんだよ。でも今、隣には誰もいない。だから次のパートナーを見つけたい」と語る。

3月に専務に復帰したこともパートナー探しを急ぐ理由だ。「本当に忙しいんだよ。だから今度は俺と一緒に…いや、俺以上に暴走できるやつを見いだしたい。場合によっては俺の代わりもできるようなやつをね。(自身率いるユニット)エボリューションも戦力が減ってるから補強したいし。パープルヘイズと最下位争いしてる場合じゃねえって」。最愛のパートナーは見つかるのか。

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