「審査員長・松本人志」初のゴールデン進出。体当たり審査に「スタッフの悪意を感じる…」

TBS系では4月28日に、ダウンタウンの松本人志が審査員長、オードリーの若林正恭がMCを務めるバラエティー「審査員長・松本人志」(午後9:00。一部地域を除く)を放送する。

同番組は、これまで扱われたことがないジャンルのコンテストを勝手に開催。松本自らが体当たりで審査し、優勝者には番組特製の「まつもトロフィー」を進呈するという前代未聞のコンテストバラエティー。普段は見ることのできない松本の体を張った審査が見どころの一つになっている。

昨年9月に「土曜☆ブレイク」枠で第1弾を、次いで今年1月には第2弾を放送。いずれも大反響を呼び、第3弾となる今回は、初のゴールデン帯でのオンエアが決定した。過去放送回をしのぐハイグレードな五つのコンテストとなり、ゲストには、朝日奈央、IKKO、木村佳乃、劇団ひとり、野田クリスタル(マヂカルラブリー)、フワちゃんを迎える。

「スリル満点!手に汗握る超ドキドキ体験コンテスト」では、松本が「VR黒ひげ危機一発」を体当たり審査。黒ひげに扮(ふん)した松本が、“剣を刺される側のドキドキ”を絶叫体験。このブロックでは、ほかにも痛みを数値化する前代未聞の装置「痛み測定器」や、段ボールがコントローラーの体感ゲーム「箱だけのブルース」が登場する。

「映画のシーンが現実に! 近未来テクノロジーコンテスト」では、審査員一同驚がくの“近未来ショー”が展開される。全く別人の声にリアルタイムで変身させる驚異のテクノロジー「Voidol(ボイドル)」、何もない空間に映像を映し出す「レイアディスプレイ」、壁にくっつくことができる「壁登りアシストスーツ」。いずれも、これまで一度も見たことがない近未来テクノロジーがプレゼンターによって披露される。壁登りアシストスーツを体感した松本のリアクションに注目だ。

少し趣向を変えた「スゴいっちゃスゴいけど全然うらやましくない特技コンテスト」では、これまで見聞きしたことがないであろう達人技を持つプレゼンターが登場。握手だけで相手を倒す技「垂直落下式握手」の達人は、相手と接触することでその相手と一体になることができるという別の妙技もあるという。また、ラケットを使わずに指でピンポンに回転をかけてサーブを打つ「フィンガースピンサーブ」の達人は、彼の前にまさかの人物が現れ、達人vsプロの因縁であり夢のガチ対決が実現する。ほかにも、人気YouTuber・もちさんによる「逆再生ラン」は必見。さらに「食料不足を解消するかもしれないグルメコンテスト」や「一生見ていられる振り子コンテスト」が行われる。

収録を終えた松本は「これまで見たことがないものをたくさん見ることができました。正直に言うと少しなめてかかっていたので、感極まってしまった…」とコメント。その一方で、審査の方法については「この番組は、僕を高い場所に行かそうとする。これならやりたいと思う審査は一切体験させてもらえない…。逆再生ランとかやりたい。(番組スタッフに)悪意を感じます」と恨み節。若林は「いろいろな番組を見ていますが、あんなに高い場所にいる松本さんを見たのは初めて。本当に審査員長を含めてほかの審査員の方々の普段は見られない顔がたくさん見られる番組です」とアピールしている。

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