降格決定にシャルケファンが暴徒化 スタジアム前で選手やスタッフを襲撃

 シャルケは、21日の早朝にスタジアム前で選手やスタッフを襲撃したサポーターを非難した。

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 ブンデスリーガ第30節で堂安律と奥川雅也が所属するアルミア・ビーレフェルトと対戦したシャルケは、最後までゴールを奪えず0-1で敗戦。33年ぶりに2部降格が決定した。試合後シャルケは本拠地フェルティンス・アレーナに帰還すると、降格に激怒した数百人のサポーターが押し寄せる。暴徒化した一部のファンが選手やスタッフに卵を投げつけ、さらに照明弾や花火も打ち上げられる事態となった。シャルケは降格に対するファンの怒りを認めつつも、襲撃は限度を超えたと批判している。

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「水曜の早朝、ビーレフェルト戦から戻ってきた選手たちと一部のファングループで短いやり取りがあった。その過程で正体不明の何人かが、譲れない境界線を超えてしまった。2部降格に対する不満や怒りを理解できるが、クラブとしては選手やスタッフを危険に晒すのは許されない。クラブはこのような行為を強く非難し、スタッフや選手を支持する。この事件が終息するまで、これ以上コメントはしない」。

シャルケサポーターが選手やスタッフを襲撃 Photo Frederic Scheidemann

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