「3県も"準緊急事態宣言"」と熊谷知事 飲食店の酒類提供、自粛要請へ 千葉・神奈川・埼玉

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首都圏3県のオンライン会議に参加した熊谷知事=22日、県庁

 新型コロナウイルス感染拡大で東京都に3度目の緊急事態宣言が発令されることになったのを受け、千葉、神奈川、埼玉の3県知事は22日、テレビ会議を開き、緊急事態宣言下で東京都が行う感染防止策に呼応し、3県内の飲食店で酒類提供の自粛を要請することで同意した。熊谷俊人知事は"準緊急事態宣言"と位置付け、まん延防止等重点措置の対象となっている県内5市に加え、対象地域を拡大する形で近く公表する。3県は国に制度改正を求めることで合意し、同日提出。飲食店には協力金を支給する方針。

 テレビ会議後に会見した熊谷知事は「東京の緊急事態宣言の効果を高めるには、3県も“準緊急事態宣言”の対策を講じる必要がある」とし、緊急事態宣言の期間と合わせ、3県内でも酒類提供自粛などを要請する方針を示した。

 対策の具体的な中身は「東京都の緊急事態宣言に合わせる」考え。飲食店の酒類提供自粛や、時短要請のほか、一定規模の施設利用の制限なども検討する。

 今回対策を行う市町村は、まん延防止等重点措置の県内5市に加え、「医療提供体制が逼迫(ひっぱく)している地域」「東京との往来が多い地域」などで判断し、近く公表する。

 熊谷知事は、県として緊急事態宣言を要請しない考えで理由について「緊急事態宣言だと県全域が対象となる。県内は感染状況に地域差があり、実態に即した対策は重点措置だからできる」などと述べた。