浜辺美波 「賭けグルイ」に「ワシャワシャしたくなる」ほど思い入れ 撮影は「去年の一番の楽しみ」

4月29日から劇場公開される、河本ほむら原作・尚村透作画による漫画作品の映画化第二弾「映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット」の完成披露イベントが、22日に都内で開催され、出演者の浜辺美波、高杉真宙、藤井流星(ジャニーズWEST)、池田エライザ、森川葵と、英勉監督が登壇した。

主人公・蛇喰夢子役の浜辺は今回の撮影を振り返り「この現場は面白い人も変わった人も多いので、変わったことをしても怒られない。楽しみ抜こうと思って、撮影は去年の一番の楽しみなことで、毎日が本当に楽しかった」と満面の笑み。「みんなともより打ち解けて仲良くなって、そういう意味でもパワーアップしている」と、作品に自信を見せていた。

「賭ケグルイ」シリーズ史上、最も狂気に満ちたキャラクターである視鬼神真玄役の藤井は、本作がシリーズ初参加。「ドラマ版も映画版も見ていたので、学園に入ってすぐの階段とかで写メを撮ったりしていました」と、「賭ケグルイ」セットツアーを明かした。また、高杉と一緒に食事に行ったことが「現場ではちょっとした大ニュースになった」ことも報告した。

早乙女芽亜里役の森川は、主演を務めるドラマ「賭ケグルイ双」と同時撮影でもあったことから「エンジンをふかし過ぎたみたい。完成版を見て自分でも引いた。ちょっとぶっ飛ばし過ぎた」と反省する姿を見せた。生徒会長・桃喰綺羅莉役の池田は、「これまでは設定上、みんなと離れて別撮りということもあったけれど、今回はみんなの賭けを近くで見られたので楽しかった」とうれしそうな姿を見せ、役には珍しく歩く場面に「歩くの!?どうしよう!?と思った」と笑わせた。

イベントでは、次回の舞台挨拶時の司会を決めるゲームも実施された。ゲームに負けた藤井は、「ビックリするくらいの名司会をする。ホンマの名司会ぶりを見せてやる!」と宣言していた。

最後に主演の浜辺が、「『賭ケグルイ』は大好きな作品だからこそ、宝物のように抱きしめてワシャワシャしたくなるくらい思い入れのある作品。観客の皆さんものめり込むような気持ちで見ていただき、ギャンブラーになったような気持ちで楽しんでほしい」と、全国公開に向けてメッセージを送った。

「賭ケグルイ」は、河本ほむら原作・尚村透作画による、月刊「ガンガンJOKER」で連載中の漫画作品。ギャンブルの強さで生徒の階級が決まる学園を舞台に、ギャンブル狂の蛇喰夢子たちの姿を描く。2018年1月に浜辺美波が夢子を演じた実写テレビドラマが放送され、2019年春には「賭ケグルイ season2」が放送された。さらに、2019年5月には、浜辺主演でオリジナルストーリーによる「映画 賭ケグルイ」が劇場公開された。映画2作目となる本作では、浜辺美波らレギュラーキャスト陣が続投し、”最凶最悪のギャンブラー”視鬼神真玄役でジャニーズWESTの藤井流星が出演している。

【作品情報】
映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット
2021年4月29日(木・祝) TOHOシネマズ 日比谷 他 全国ロードショー
配給:ギャガ
(C)河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX
(C)2021 「映画 賭ケグルイ2」製作委員会

© 合同会社シングルライン