レッズ4連敗 6本塁打かつ先発2失点で敗戦は史上初

【ダイヤモンドバックス14-11レッズ】(延長10回タイブレーク)@グレートアメリカン・ボールパーク

レッズは6回以降に登板した5人のリリーバーが合計12失点とブルペンが崩壊し、延長タイブレークの末にダイヤモンドバックスに11対14で敗戦。STATS社によると、打線が6本塁打以上を打ち、先発投手が2失点以下に抑えたチームが敗れるのはメジャーリーグ史上初だという。今季は好スタートを切ったレッズだが、ホームでのダイヤモンドバックス3連戦に3連敗。連敗は4に伸び、貯金はなくなった。

レッズは1回裏にジェシー・ウィンカーの2号先頭打者アーチで先制。先発のトレバー・ホフマンは3回表にペイビン・スミスのタイムリー二塁打とワイアット・マティセンの犠飛で2点を失ったが、5回4安打2失点(自責点1)の力投を見せた。

6回以降は点の取り合いとなり、6回表にダイヤモンドバックスがデービッド・ペラルタの2号2ランでリードを広げると、6回裏にレッズはニック・カステヤーノスの6号ソロとエウヘニオ・スアレスの3号2ランで同点。7回表にダイヤモンドバックスが3点を勝ち越したが、レッズは7回裏にウィンカーの3号2ラン、ジョーイ・ボットーの4号ソロ、8回裏にジョナサン・インディアの1号ソロと3本のアーチで8対8の同点に追い付いた。

しかし、延長タイブレークに突入した10回表にキャリア初の3連投となったルーカス・シムズが息切れし、ジョシュ・ロハスのタイムリーで勝ち越しを許すと、一死満塁のピンチで登板したシオネル・ペレスも流れを止められず、ペラルタに3点タイムリー三塁打、カーソン・ケリーに4号2ランを浴び、この回は大量6失点。10回裏にタッカー・バーンハートとカステヤーノスのタイムリーで3点を返したが、最後は二死1・2塁のチャンスでボットーが三振に倒れ、万事休すとなった。

ダイヤモンドバックスはペラルタが5安打7打点の大暴れ。「レッズをスイープできたのは次のブレーブス戦に向けて大きな自信になった」と語った。

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