モーニングで連載中の大人気ジャズ漫画の公式コンピレーション・アルバム『ウィズ・スインギンドラゴンタイガーブギ』が5月19日(水)にリリース決定!

『モーニング』(講談社)にて連載中のジャズをテーマにした灰田高鴻による漫画『スインギンドラゴンタイガーブギ』とのオフィシャル・コンピレーション・アルバム『ウィズ・スインギンドラゴンタイガーブギ』が5月19日(水)にユニバーサルミュージックよりリリースされる。本日、情報解禁に伴い予約がスタートし、ティザー映像が公開された。

『スインギンドラゴンタイガーブギ』は第24回文化庁メディア芸術祭マンガ部門で新人賞を受賞したばかりの注目作で、戦後の日本における「芸能界」のルーツであるジャズをテーマに戦争ですべてを失った日本と、その音楽が再生する歴史を描く、一大ニッポンジャズストーリー。今回のアルバムは作品の世界観を音楽で再現するべく企画され、作中に登場する「タイガー・ラグ」や「テネシー・ワルツ」「ボディ・アンド・ソウル」などの曲を中心に、戦後の日本の街中や音楽パブで流れていたであろうジャズの名曲がセレクトされている。作中に文字で登場する楽曲を実際に音楽で補完することにより、漫画をより多面的に楽しむことができるコラボ・コンピレーションに仕上がった。

トラック・リストにはルイ・アームストロングやエラ・フィッツジェラルドなどによる軽快で陽気なスキャットや、ジャズ史に残るスタンダード曲、テクニックが光るインストの名曲など多様な楽曲が並んだ。どれも音楽史を彩った名曲ばかりでこれまであまりジャズに馴染みのなかった人でも楽しめる、まさしくジャズの入門編の一枚に。ブックレットにはジャズ・ライターとして活躍する原田和典による楽曲の解説も掲載されている。

また同ブックレットにはちばてつや賞入選も果たした作者、灰田高鴻による書き下ろし漫画が掲載される。主人公である通称トラが、作品内の鍵となる楽曲「タイガー・ラグ」に出会った場面が描かれ、ここでしか読むことができない本編に繋がる重要シーンが明かされる。灰田は今回のアルバムをリリースについて「漫画の絵は動きませんが音楽が加わることで皆さんのイマジネーションの世界がぐっと拡がることと思います。そうでなくても名演名唱の世界に是非浸ってください。」とコメント。作品ファン、ジャズ・ファンだけではなく、すべての漫画、音楽ファンは要チェックの一枚となっている。

5月21日(金)には、講談社より『スインギンドラゴンタイガーブギ』の4巻が発売される予定。ストーリーの動きにも注目だ。

with SWINGIN' DRAGON & TIGER BOOGIE ―『スインギンドラゴンタイガーブギ』公式コンピレーション・アルバム ティザー

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