ゴルフの国内女子ツアー「フジサンケイレディスクラシック」初日(23日、静岡・川奈ホテルGC富士C)、原英莉花(22=日本通運)が後半31で回る追い上げで3アンダーの9位で発進した。6アンダーの永峰咲希(25=ニトリ)が首位。
メジャーの「ANAインスピレーション」から帰国後2週間の隔離を経ての出場となった原は、6番までに3ボギーと苦しい出だしになった。
それが8番で初バーディーを奪うと大変身。10、12番でも伸ばし、15番パー5では残り190ヤードを2打目を「本当だったら5番アイアンだけど、6番で手前でも良いかなと打ったのが転がって乗ってくれて」と奥8メートルに2オン。これを決めてイーグルを奪った。
17番パー3はアプローチがカップをかすめてパー。最後の18番は5メートルのスライスラインを読み切ってバーディーフィニッシュすると、右の拳を力強く握りしめた。
帰国後にぎっくり腰を患い、恐る恐るのプレーだが「明日はティーショットを調整して、しっかりフェアウェーから(グリーンを)狙っていきたい」と話した。