【フジサンケイレディス】永峰咲希が65「チャンスを逃さずに」コーライ専用パターで首位発進

永峰咲希

ゴルフの国内女子ツアー「フジサンケイレディスクラシック」初日(23日、静岡・川奈ホテルGC富士C)は1イーグル、4バーディーの65で回った永峰咲希(25=ニトリ)が首位発進した。

4番パー5では、グリーン面が見えないほど打ち上げの残り40ヤードからの3打目を「逆目なので、しっかり突っ込まなきゃと思って打った」のがカップインしてイーグル。だが、この日の好スコアを支えたのは、年間で3試合しか使わないパターだった。

永峰が普段使うのは、契約するテーラーメイドゴルフの「トラス」。だが今大会と3月の「ダイキン」。さらに11月の「リコー」と、コーライ芝のグリーンで行われる大会だけは、専用のパター(スパイダー)を投入する。

2018年の「フジサンケイ」でツアー初Vを挙げた時からのルーティンが「今年もこのパターが活躍してくれました。ポッと持ってきてもコーライのグリーンだとタッチも合うし、出玉も真っすぐ出てくれる」と話す。

アップダウンの多いコースも「私は左足上がりに苦手なイメージがないので、それがいいのかも」と分析。大会3年ぶりの勝利に向け「しっかり取れるところでチャンスを逃さずに」と語っていた。

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