品川ヒロシ監督の新作で俳優としての実力をみせたSWAY

品川ヒロシ監督

お笑いコンビ・品川庄司で、作家、映画監督としても活躍する品川ヒロシ監督が17日、都内で開催した最新映画「リスタート」(7月16日公開)の上映イベントに出席したことを、各スポーツ紙などが報じた。

各紙によると、クラウドファンディングによる700人からの支援で製作。シンガー・ソングライターを目指し北海道下川町から上京したが、夢に破れて故郷に帰ってきた28歳の元地下アイドルが心を取り戻していく姿を描く。

演技初挑戦にして、主人公を演じたフォークデュオ・HONEBONEのEMILY、主人公の同級生役で劇団EXILE、DOBERMAN INFINITYのSWAYも出席。

撮影は2年前。同級生役だったEMILYとSWAYは、すっかり意気投合したのだとか。SWAYが「僕らが仲良くなり過ぎて、品川さんが嫉妬するという事態に」と明かすと、品川監督は「待ち時間の間にみんな仲良くなって、その間、俺仕事してるのに……ムカついて」と当時の心境を振り返り笑わせた。

「SWAYによると、バキバキの肉体美をみせたシーンもあるそうで、『あれを見たら、もう1回鍛えようと思いました』と話していた。見た目はかなりイケイケだが、主人公の“心の再生”をサポートする同級生の役を、絶妙な加減で演じているというから、俳優としての評価を上げそう」(イベントを取材した記者)

16歳の時にSWAY名義でラッパーとして活動を開始。19歳から21歳までカナダ・トロントに留学後、2012年8月、舞台「あたっくNo.1」で俳優デビューし、9月に劇団EXILEに加入し音楽活動と並行して俳優としても活動を開始した。

2014年6月、ヒップホップユニットDOBERMAN INFINITYとしても始動。以前は俳優活動時は本名の野替愁平だったが、2019年からはSWAY名義を使用することを発表していた。

今作で一気に知名度も上がりそうだ。

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