旧ソ連の技術力を支えた最強のフレームワーク「トリーズの9画面法」で、アイデアを量産しわかりやすく伝えるスキルを!

株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワンは2021年4月23日に『トリーズの9画面法 問題解決・アイデア発想&伝達のための[科学的]思考支援ツール』(高木芳徳・著)を刊行。

「発表が迫っているのに、 アイデアが浮かばない」「せっかく斬新な解決策のアイデアを出したのに、 上司やチームメンバーに伝わらない」このように感じたことがある人は多いのではないだろうか。新規事業やプロジェクトの資料、 新しい商品の企画書、 会社や学校のプレゼンテーション、 学生の方なら論文のテーマ出しや就職活動での自己アピール……。 私たちは、 会社単位の仕事から、 学校生活、 日常生活まで、 あらゆる場面で、 新しいアイデアを作り、 それを相手に分かる形で伝えることが求められている。しかし、 ブレインストーミングなどのアイデアを量産する方法は、 人にわかりやすく伝えることを想定していない。

アイデアは人に伝わってこそ価値がある。特に近年は問題が複雑化・多様化しているため、 自分の出したアイデアが、 他の人に伝わり、 そこからさらに新しいアイデアが生まれるというアイデアの連鎖を必要とする場面が、 さらに増えていくだろう。アイデアを生み出し、 わかりやすく伝える方法として、 本書では「トリーズの9画面法」を紹介している。これは、 たった4本の線を書くだけで、 あらゆるアイデアの整理、 発想から伝達までがこの1つで完結するフレームワーク。

旧ソ連の技術力を支えた「最強のフレームワーク」

トリーズ(TRIZ)とは、 ロシアの特許審査官が特許をベースに作成し、 200万件以上の特許で、 定量的に検証・ブラッシュアップされた、 分野を超えて利用できる、 他に類を見ない、 非常に優れた発明と問題解決の理論。そんなトリーズのなかで、 とくに課題設定におけるベースとして重視されているフレームワークが、 本書で紹介する「トリーズの9画面法」。

横軸を時間軸、 縦軸を空間軸に取り、 それぞれを3つずつ、 計9個のマスに区切ったもので、 アイデアの整理や伝達だけでなく、 発想についても同じフレームワークで行うことができる。ポイントは「3つに区切る」こと。 2つの内容の比較ではなく、 3つめの空間をつくることで、 アイデアのスキマがうまれ、 仮説や発想の道筋が見えやすくなるのだ。

Amazon1位ベストセラー著者の最新作 !トリーズの9画面法をわかりやすく解説

本書の著者である高木氏は、 トリーズをビジネス的な視点で活用した第一人者であり、 前著『トリーズの発明原理40』はAmazonランキング発明・特許カテゴリで1位となった。本書では、 トリーズの9画面法の必要性からその使い方を、 具体例やワークを交えて解説している。仕事上や日常生活において、 個人でもチームでも使用可能な万能フレームワークを、 この1冊でマスターしましょう。

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