元広島のエイドリアン・ギャレット氏が死去 79年にリーグ優勝と初の日本シリーズ制覇に貢献

オールスターゲームで最優秀選手賞を受賞したギャレット(1978年7月22日)

元広島のエイドリアン・ギャレット氏が22日(日本時間23日)、肺炎のため米テキサス州の病院で死去した。78歳。AP通信が23日(同24日)に報じた。

1943年、フロリダ州生まれで、メジャーでは66年にブレーブスでデビューし、4球団で通算163試合に出場。広島では2年目の78年に地元開催のオールスター第1戦で最優秀選手に輝き、40本塁打を記録。79年にはリーグ優勝と初の日本シリーズ制覇に貢献した。広島での3年間の通算成績は打率2割6分、102本塁打、247打点。現役引退後は大リーグでコーチを務めた。

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