【新型コロナ】25日から日曜も相談窓口 横須賀市の生活困窮者支援

横須賀市役所

 神奈川県横須賀市は、平日に限っていた生活困窮相談を25日から日曜日も実施する。新型コロナウイルス感染症の影響で生活困窮の相談が増加していることを受けた対応で、平日に仕事がある人らの利用を想定している。

 「収入が減って苦しい」「家賃が払えなくなった」など幅広い相談に応じる。市生活支援課によると、コロナ禍を受け、初回相談の件数が2019年度の595件から、20年度は1421件と大幅に増えた。今後も増加が見込まれ、休日の窓口開設を決めた。

 日曜日の午後1~4時まで「ほっとかん」(市消防局庁舎1階)で受け付ける。5月の連休中は「みどりの日」の4日も開設し、いずれも予約不要。9月末まで実施する。同課電話046(822)8070で電話相談も応じる。同課は「平日の仕事を休まず相談できるので、早い段階で来てほしい」と呼び掛ける。

 市は食料支援も継続している。問い合わせは、食料支援予約電話046(822)8176。

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