Rソックス辛勝 澤村メジャー初勝利、菊池今季初黒星

【マリナーズ5-6レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

レッドソックスは1点を先制された直後の1回裏にザンダー・ボガーツの3号2ランで逆転に成功。マリナーズ先発の菊池雄星から5回までに5点を奪い、試合の主導権を握った。4点リードの9回表に5番手のマット・バーンズがカイル・シーガーに3号3ランを浴びたものの、6対5で辛くも逃げ切り。4回表途中から2番手としてマウンドに上がり、1回1/3を無失点に抑えた澤村拓一にメジャー初勝利が記録された。

レッドソックス先発のマーティン・ペレスは1回表一死3塁からシーガーに先制のタイムリー二塁打を浴び、4回表には二死から連続四球とJ・P・クロフォードのタイムリーで2失点目。澤村はこの4回表二死1・2塁のピンチでマウンドに上がった。

ミッチ・ハニガーを低めのスプリッターで空振り三振に仕留めてピンチを切り抜けると、5回表は二死1塁からエバン・ホワイトにヒットを許したものの、左翼アレックス・ベルドゥーゴが好返球で一塁走者の三進を阻止して3アウト。打者5人に対して被安打1、奪三振3、与四球0、失点0という内容で記念すべきメジャー初勝利(0敗、防御率1.80)をマークした。

菊池は1回裏にボガーツに逆転弾を浴び、3回裏にはJ・D・マルティネスにも7号ソロを被弾。5回裏は無死満塁からマルティネスの併殺打の間に4点目、ボガーツのタイムリーで5点目を失い、4回2/3(94球)を投げて被安打6、奪三振1、与四球3、失点5という内容で今季初黒星(0勝、防御率5.70)を喫した。

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