福原愛さんに逆風! 台湾弁護士が訴訟のポイントを分析「江側が勝つ可能性が高い」

離婚に向けて動き出した福原愛さん

卓球女子で五輪2大会メダリストの福原愛さん(32)と、夫で卓球選手の江宏傑(32=台湾)との離婚騒動を巡り、現地の弁護士が訴訟のポイントを挙げた。

かねて復縁を望んでいた江側は、高雄裁判所に離婚を求めて訴えを起こしていたことが23日に判明。「2人が静かに問題を処理できる空間を与えてくれることを願っております」とコメントした。

一方の福原さんは「子どもたちのために良い方法を選択したいと思いますので、温かく見守ってくださると幸いです」などと声明を発表した。

そんな中、台湾紙「中国時報」の取材に応じた劉偉弁護士は「離婚した夫婦の財産分配と子供の養育権については、日本の法律と中国の法律のどちらに当てはまるか」と話した上で「訴訟の手続きはおそらく1年以上かかるでしょう」との見方を示した。

さらに、一番のポイントとされる子供の養育権について言及。「通常、5歳未満の子供は母親に養育権が渡される可能性が高いが、今は2人の子供が江によって世話をされていることから、彼らのケースは特別である。裁判官の焦点は『子どもの現状の生活に悪影響を与えない』という部分なので、江側が勝つ可能性が高い」と解説しながらも「家庭内での暴力や事件があれば、判決にも影響を与える」と付け加えた。

また、江と福原さんの財産分与にも触れ「稼いだ当事者は、夫婦の2人が同額の財産になるように相手に分配しなければなりません」と説明した。

福原さんの不倫疑惑が日台で大きな波紋を呼んでから50日あまり。依然、福原さんの立場は苦しそうだ。

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