苦闘する鷹のサブマリン・高橋礼4回持たず5四球5失点KO

4回5四球5失点で降板したソフトバンク・高橋礼

ソフトバンク・高橋礼投手(25)が、またも苦しい投球で4回途中KOとなった。24日のロッテ戦(ZOZOマリン)に今季5度目の先発。幸先よく2回に味方打線から4点の援護を得たサブマリンだったが、リードを守れなかった。

3回1/3で要した球数は91球。いきなり初回から2四球と制球が定まらなかった右腕は、降板するまで5つの四球を出して試合のリズムを崩した。

「早い回から野手の方が援護してくれたのに、自分らしい投球ができなかった。ストライクゾーンで勝負できず、四球も多くなりリズムが悪くなってしまった。本当に申し訳ない」と反省しきりだった。

高橋礼は開幕から2試合17四死球と制球難に苦しみ、工藤監督ら首脳陣とともに懸命に修正を試みてきた。前回17日の西武戦(メットライフ)では6回1失点で今季初勝利。完全復調へ期待がかかるマウンドだっただけに、悔しい登板となった。

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