連敗ストッパーはドラ２社会人出身の即戦力男！ 阪神は２４日のＤｅＮＡ戦に１３―１で大勝し、連敗を３で止めた。
敵の先発・上茶谷に初回から襲いかかり、６回までに大量１３得点、今季最多１８安打の大量援護があったとはいえ、先発の新人左腕・伊藤将司投手（２４）の好投も光った。
１４０キロ前後の直球もカットボール、ツーシームを効果的に織り交ぜ、９回７安打１失点。３併殺を奪っての完投勝利に「ランナー出てからゴロでゲッツーを取れたのは守ってくれたのは、流れに乗っていけました。きょうは野手の人たちに（大量援護で）助けってもらったと思います」と充実の表情で今季２勝目を振り返った。
完投勝利は１２球団のルーキーで一番乗り。「完投できたってことは本当に良かったと思います。次は接戦のときにしっかり投げられるように準備していきたい」と胸を張った。
新人左腕のどでかい仕事に矢野燿大監督（５２）も「登板間隔が空いて難しい部分があったと思いますけど、頼もしい」と手放しで褒めたたえていた。
